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オーバー50を応援する日記的ブログ 

G13 北の大地の動物達

北海道の大地には人間のみならず、色々な動物たちが生息しています。当然、本州では見られない野生の動物です。つい、珍しさや可愛さが先立ってしまいますが、触れたり近づいたりするのはちょっと待ってください。種類ごとにご説明します。
 
 
エゾシカ  本州のシカより、とにかく大きいです。そして、犬猫と違って車に警戒心がありません。クラクションを鳴らしたら止まってしまうことが多いので、遭遇したら、減速の上停止してください。近年、道内での事故が多発しています。山間部を走るときは、標識に注意することをくれぐれもお忘れなきよう、お願い致します。  
・キタキツネ  触らないで下さい。エキノコックス病が感染するおそれがあります。餓えたふりをして餌をねだる知恵がありますが、決して与えないで下さい。人工的な餌に慣れることで、彼らの健康と本来の野生の姿を損なう恐れがあります。
・ヒグマ 冷静にさりげなく、後ろを見せずに立ち去ってください。平常心を保つのは難しいでしょうが、野生動物に弱みを見せては、こちらが殺られてしまいます。標識に十分注意して、領域に踏み込まないことが大切です。
特にヒグマは、札幌などの民家や公園付近にも出没します。様々な要因により、餌のドングリが不足しているようです。人間の投棄生ごみで味をしめ、人里に現れるようになるので、こちらも猛省する必要があります。
どの動物にも、決して餌を与えないで下さい。野生動物には野生動物の生き方があるので、人間は距離を保ちながら共存していくのが望ましいといえます。