語ろう

オーバー50を応援する日記的ブログ 

G7 ジョバンニの島はみんなの島

北海道道東 納沙布岬の先には歯舞(はぼまい)群島と色丹(しこたん)島。森重久弥の名曲でおなじみの知床半島の先には、国後(くなしり)島と択捉(えとろふ)島があります。古くより日本の国として、居住して歴史を積み重ねた四島は、今は他国が実効支配しています。本来は、日本人が漁場や航路を開拓・整備をした、日本人の土地です。
 
戦後60年以上経ってもなお、返還についての交渉は進みません。北方領土の元々の住民の方、そのご子孫の方が、道内に多く住まわれています。関係者の返還要求の声は輪になって広がり、周囲の支援の署名は、毎年国会に届けられます。2月7日は北方領土の日と制定され、北海道では様々なフォーラムが開催されます。また首都圏では、未来を担う中高生による弁論大会が取り行われています。柔軟で他者と友好的な若者たちの眼は、まっすぐ前を向いています。住民の方々のために、そして新しい時代のために、より良い方向へ進むことを願うばかりです。
 
最後に、皆さんにご協力とご理解をお願いいたします。四島は風光明媚な素晴らしいところですが、現在、日本国民が訪問することに自粛が求められています。ロシア発給のビザで入域することは、ロシア領土であることを認めたことになってしまいます。
 
お問い合わせ
・北方対策本部  内閣府  http://www8.cao.go.jp/hoppo/index.html