語ろう

オーバー50を応援する日記的ブログ 

G6 レッツコミュニケーション

東日本、とりわけ北国の方は、ちょっぴりはにかみ屋さんが多いかも知れません。
厳しく長い冬は、人間の力ではどうすることも出来ません。出来るだけの知恵と人々の寄り添いによって、耐え忍ぶことしかありません。自然と忍耐強く、思うことを内に秘めた気質が育まれるのでしょうか。よく耳にする方言から紐解いてみましょう。
 
「なんもだよ」は、どういたまして、といったニュアンスです。バスやスーパーでおばちゃんが複数集まると、よく出る言葉です。誰かがちょっと人に親切にして、された人がお礼を言ったときに返ってきます。 普段の近所づきあいは薄いですが、いったん打ち解けるといい人がたくさんいます。
開拓移民が多く、歴史が浅く合理的な考えが浸透しています。たとえば、結婚式は会費制なので、間柄によってご祝儀が上下することはありません。お葬式の香典は、申請すると領収書がもらえます。…それだけ合理的なのに、運転免許証の更新に約一ヶ月かかる、不可思議なところです。警察に更新手続きをして、別の日別会場で講習を受講する→数週間後に交付されるので、わざわざ警察に受け取りに行かなくてはなりません。移住者にとっては不便を感じるところです。クルマ社会の北国なのに、「しゃーねーなあ」!仕方ない、の方言です。
皆さんも、ご旅行の際は、道産子さんたちに話しかけてみてくださいね。ユニークな価値観に触れられるかもしれません。