G2 体調管理をしっかりと

旅行の基本は健康です。体調が悪ければ、美味しい食べ物も味わえず、きれいな景色を楽しむ余裕もドライブやサイクリングをする元気も湧かず、残念な結果に終わります。特に一人旅の方は、怪我や事故や急病に見舞われないよう、万全の対策を取りましょう。

 

生水に注意しましょう。北海道の「水」は確かに美味しいです。しかし、雪解け水から生成されるその涼感が強すぎて、お腹がゆるむこともあります。飲食はほどほどにしてください。気候も風土も言葉も慣れない場所にいることで、神経も興奮しています。移動により体の筋肉が、疲労しています。そんなときに刺激物（うまいもの）を欲望のままに詰め込む行為は、控えたいものです。気持ちは分かりますが、刺激物やアルコールはほどほどにしましょう。量ではなく質と雰囲気を味わうのが、通の楽しみ方です。

 

保険証または写しを持参しましょう。　既病歴やおくすり手帳、氏名や血液型や緊急連絡先を一覧カードにしておけば、苦しいときに無理して話さなくても済みます。道の総合病院は一人ひとりの診察が長く、待ち時間に体力を要することがあります。受付時に的確に状況を説明し、緊急性を訴える必要があります。

防寒対策を忘れずにしてください。夏でも夜間は風が冷たく、冷え込む北海道。必ず、上着を持参してください。防水機能があればなお良いでしょう。