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オーバー50を応援する日記的ブログ 

C8 オロフレ山で自然探索はいかがですか?

白老町壮瞥町をまたぐオロフレ山は、登山口から山頂までの標高差は、たったの300mです。それもそのはず、登山口は標高930mの「大観望」にあるのですから。
道道洞爺湖登別線の旧道の峠です。季節により行き止まりになっています。
お勧めポイントは、太平洋、倶多楽湖洞爺湖蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山などの壮大な景観です。初夏になって旧道ゲートが開いたら、花見散策の登山もいいですね。シャーベット状の残雪をかき分けながらチングルマシラネアオイミネザクラ、スミレ、ヘビイチゴ、シロバナノエンレイソウショウジョウバカマ、ツバメオモト、イワカガミ、ミツバオウレンカタバミサンカヨウ、カラマツソウ、ハクサンチドリを探すのは楽しいものです。羅漢岩と呼ばれる尖った岩場の下りにご注意ください。樹木は曲がり木が覆いかぶさっている所もあるので、頭をぶつけないようにしましょう。
 
貴重で神聖な高山植物は、決して採らないで下さい。踏み荒らし防止の為、地元山岳会の皆さんにより保護ロープが張られています。これは、登山客を守る目的もあります。写真を撮ろうと身を乗り出すあまり、足もとが滑らないようにしてください。
たとえば、オロフレ峠駐車場(無料)を12時に出て、写真を撮りながらゆっくり登山しても、14時には山頂に着きます。※オロフレ峠へ向かうゲートは毎年6月オープンです。山頂からは、徳舜瞥山とホロホロ山が遠くに見えます。下山は足腰に負荷がかかり、気も緩んだ頃なので油断は禁物です。おうちに帰るまでが登山なので、慎重に下山しましょう。
帰りは、濃厚な湯質の登別温泉か、無色透明やんわり湯質のカルルス温泉かで、疲労回復を図るのが一般的です。
 冬は、北西風が吹き付け、急激に気象が変わります。こちらは、登山上級者向けのコースです。