Ａ５ 根強いファンが多い、もうすぐお別れ寝台列車
飛行機より割高でその上時間もかかりますが、余裕があれば一度は乗車してみたいゴージャスなトレイン・トラベル。東京の上野から全寝台個室の「カシオペア」と、ブルーの車体が鉄道ファンに根強い人気の「北斗星」が、そして大阪からは日本海の景色が満喫できる「トワイライト・エクスプレス」が運行されています。
2013年時の詳細
・北斗星 上野～札幌 一日一本、約16時間 運賃と特急料金で2万870円。寝台料金（B）6300円。
・ カシオペア 上野～札幌 週3本、約17時間 運賃と特急料金は北斗星と同じ。寝台料金（ツイン）1万3350円。
・ トワイライトエクスプレス 大阪～札幌 週4本、約22時間 運賃と特急料金で1万9320円。寝台料金（B）6300円。
・ カシオペア 上野～札幌 週3本、約17時間 運賃と特急料金は北斗星と同じ。寝台料金（ツイン）1万3350円。
・ トワイライトエクスプレス 大阪～札幌 週4本、約22時間 運賃と特急料金で1万9320円。寝台料金（B）6300円。
北海道新幹線の開業に伴い、徐々に引退となる寝台列車。北海道では、名残を惜しみカメラを向ける鉄道ファンが、線路沿いに見られます。北斗星の廃止により、定期列車の食堂車は消滅の運命にあります。フランス語で北斗七星を意味するグランシャリオ（食堂車）のフランス料理や懐石御前ともお別れです。ディナーはもちろん、乗客同士の交流の場だったパブタイムやモーニングタイムもなくなります。車窓を眺めながら温かい食事を楽しむことが出来なくなり、旅の風情が消えるのはちょぴり寂しいですね。今のうちに、一度乗ってみませんか？
