おかあさん、かあちゃん、お義母さん3
少し前のお題 「お母さん」のラスト。今の旦那の母親イコール姑について。
お義母さんから学ばせていただいた事は、
※ 人間は矛盾する生き物だ
※ 母は時として、冷たさと温かさと頑固さを装備する
※ 嫁と姑は、忍耐とバトルと寛容とあきらめを繰り返しながら年を取る
※ 前夫の母親=母ちゃん(前回のブログ参照)最初の姑は、社交的でおおらかな人。
現在の夫の母親=お義母さん やっぱまだ慣れない、緊張する。
若い時に優しい姑、中高年になって手ごわい姑に当たった私は、修行の場に恵まれているのだろう。お二人とも、これからも宜しくお願いたてまつる。
ちょっと一服 北海道 秋の日和山。
50過ぎて再婚の私、つまりお母さんのほうも70を越えられている…団塊世代と新人類だね。自分のやり方生き方がしっかり定まっている者同士、対立は必須! 向こうとしては、北海道の大事な長男を福岡の得体のしれない寡婦になんぞやれるか、と思われたのかどうか、とにかく
二人の同棲半年後に アパートに来られ、
「(私の名)さん、あなたはもう △△家には …」と言われてキョトンとしてしまった。私達には関わらないで頂戴、と言わんばかりのオーラを出された。同棲開始時は、諸準備や私の歓迎会に出席してくださったりして好意的だったのに、豹変されていた。 半年後には入籍を認めてくださるんじゃなかったの?
彼に聞いても 「こうなることは予測済みだった」と淡々としている。
同棲なら、遠距離交際のほうがいい。わざわざ仕事や 家族を手放すんじゃなかった!と不満充満の中、北国暮らしが始まった。不満が不幸を呼び、うまくいかないことが続く。加齢と日照不足等の複合的原因で、脊柱管狭窄症になっちまった。派遣の仕事は細々と続けていた。
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で、同棲4年後に叫んだのは
「 入籍できないなら、福岡に帰る! 」 ← これは賭けだった。
お義母さんに義理堅い彼のこと、私より母親を選んだらどうしよう、とも思った。が、52歳で中途半端な生き方をするのも嫌なので。
叫んだあと…二人で福岡に移住・入籍する。将来、(彼の姓)家のお墓には入れない、という事実上駆け落ちに近い結果となった。
でも、旅立ちの日にお義母さんは見送りに来てくれた。お義父さんお義母さんと私たち、四人で回転ずしを食べ、お義母さんは40過ぎの息子にお小遣いを渡していた。私には、新居(古民家)に巻く塩をくれた。これがホントの、
敵に塩を送る、だね!!